- 2016.11.01 Tuesday
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男性に対して女性が近づいてOKな距離は、
オキシトシンありの場合は70㎝、なしの場合は55㎝。
パートナーがいる場合、オキシトシンは女性にアプローチする意欲を抑える働きをする。
それは、夫婦関係を長続きさせることで子どもが安定して育つ環境を守ろうとしている。
子育てに関われば関わるほど、オキシトシンの分泌は増える。
それによって家族の絆も強まる。
そんな仕組みが、男性の体にも備わっている。
オキシトシンは子育てするために生まれてきたホルモン。
女性の場合は出産・育児に関わる授乳や
出産時に胎児を体外に陣痛で促して出すという機能を持っている。
男性は家族を守るためにオキシトシンが進化してきた。
このときの愛情というのは、家族に対する愛情であって
誰でもいいわけではない。
オキシトシンが出やすい接し方は肌のふれあいが一番。
人間の場合は視線を合わせるとか、見つめ合うことでも出る。
家事しながらでも、赤ちゃんを見ていてあげればいい。
男性も育児に積極的に関わることへの科学的な理由が
これで見つかったことになる。
人類の進化を考えた時に、やはり子育ては共同養育が基本となる。
現代社会では母親の一手に任されていて、
それが母親の心や体を苦しめている。
同時に男性は、進化的には母と子が安心して育てられるような支えを
父親が果たしてきたところが、今は母親と同じことをして欲しいという
期待がすごく大きくなっている。
進化的に考えると、お母さんも苦しんでいるし
お父さんも苦しんでいる。